AKINORIが敵地で逆転勝利:RISE 115速報

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【 RISE 115 】
主 催:RISEクリエーション株式会社
日 時:2017年1月28日(土)
会 場:後楽園ホール

道内勢の初陣となった、東京・後楽園ホールで行われた「RISE-115」。

札幌からはAKINORI(蹴空ジム)、拓也(蹴空ジム)、後藤丈治(P’sLAB札幌)の3選手がエントリーしているのは先日お伝えしたとおりだ。

今回はこの試合結果を簡単な速報としてお届けする。

▼第6試合:ライト級(-63kg)3分3R延長1R
×藤田雄也(極真会館/同級6位)
○AKINORI(蹴空ジム/ライト級9位、2014年RISING ROOKIES CUPライト級優勝)
勝者:AKINORI 延長0-3

まず、BOUTのプリンス・AKINORIが登場した第6試合は、1Rからダウンを奪われる波乱の幕開けとなった。

しかし、2R・3Rをボディへの膝蹴りを駆使して盛り返したAKINORIは、延長戦に持ち込むことに成功。

延長戦はボディを効かせてローキックという必勝パターンがきまり、見事に逆転判定勝ちをもぎとった。敵地での逆転判定勝ちというのは、逆転KO勝ちよりも価値がある。

昨年に続き上位ランカー越えに成功したAKINORI。今後のタイトル争いに絡むためにも、もう一声、順位を上げておきたいところだ。

年内開催のBOUTでインパクトを残せば、”いい話”が舞い込むのではないか。

▼第2試合:バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
○津田鉄平(新宿レフティージム/同級10位)
×拓 也(蹴空ジム/同級11位、2016年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝)
勝者:津田 判定3-0

第2試合に登場した拓也は痛恨の判定負け。

1Rにパンチでダウンを奪われ、2R・3Rと盛り返したが力及ばなかった。

3月の山川戦のむけて黄信号が点灯したわけだが、時間はまだある。モチベーションをうまく維持してほしい。

▼OPF:スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
・KENTA(HAYATO GYM/JAPAN CUP 2016 -65㎏トーナメント優勝)
・後藤丈治(P’sLAB札幌)
ドロー判定 1-0

サウスポーの後藤に対し、KENTAは定石どおり右ミドルを連発する。

後藤はここで手数を切らさなかったのが吉と出た。堂々とパンチで渡り合い、強敵相手のデビュー戦をドローに持ち込んだ。

デビュー戦ということを考慮すれば、まずまずの出来だったというのが関係者の評価だ。

リングサイドでは3月のBOUT-26で対戦する出口智也が観戦。彼の目にはどう映ったか?

後藤には、”策士”小掘祐師範が秘策を授けているという情報もある。

下馬評でいけば圧倒的に出口有利だが、もしかするともしかするかも知れない興味津々の裏メインカードだ。

拓也と後藤の参戦が決定している「BOUT-26」の概要と決定済みカードは以下の通り。

【決定済み対戦カード】

▼RISEランキング戦バンタム級3分3ラウンド EXR1R
・山川賢誠(RISEバンタム級9位・札幌道場)
・拓也(蹴空ジム・RISEバンタム級新人王)

▼BOUTkickboxingルール67kg契約3分3ラウンド(肘有)
・TETSURO(NJKFウェルター級4位・grabs)
・CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM・蹴拳ウェルター級暫定チャンピオン)

▼RISE公式戦57kg契約3分3ラウンド
・出口智也(RISEバンタム級7位・釧路忠和會)
・後藤丈治(P´sLAB札幌)

▼BOUTkickboxingルール53kg契約3分3ラウンド
・がんばれ!ふるかわくん(grabs)
・山田忠洋(WSR札幌)

▼RISE公式戦59kg契約3分3ラウンド
・熊谷 麻理奈 (WSR札幌・全日本ボクシング選手権2012準優勝)
・米沢 知佐(Team Free Style・第6回極真会館世界大会優勝)

▼RISE公式戦スーパーライト級3分3ラウンド
・大地 (蹴空ジム)
・北濱精悦(TARGET SHIBUYA・極真会館連合会第2回世界大会優勝)

【ノースエリア格闘技イベント BOUT-26: 開催概要】

日時:2017年3月26日(日)17時開場17時30分試合開始

主催:BOUT実行委員会 http://bout.jp/

場所:コンカリーニョ(JR琴似駅直結※駐車場無し)

チケット料金:SRS7000円、A席5000円(当日500円UP)

【チケット発売所】

・チケットぴあ:0570-02-9999 
 Pコード834-386(セブンイレブン・サンクス店頭)

チケットぴあ販売ページへ※チケットは完売しました。

・他、各出場選手所属ジム

写真提供:BOUT実行委員会
photo & text:山田タカユキ

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山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。