祝!関口直正、プロ初勝利!:BOUT-19

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 パラエストラ札幌の関口直正選手がついにプロ初勝利を挙げました。

関口選手はこまかいパンチの連打、コツコツと突き上げるヒザなど、派手さはないのですが玄人好みのテクニックで、当サイトでもアマチュア時代から注目していた選手。このところ連敗のトンネルから抜け出せず苦しい時期が続いていただけに、心からおめでとうといいたいです。

上の写真でもセコンドの方々の嬉しそうな顔といったらないですね。パラエストラ札幌といえば、和製ミルコ・石澤大介選手に代表されるように”勝つまでやめない”のがモットー。プロ昇格後、連敗を重ねてもけっして諦めなかった関口選手と、パラエストラ札幌のみなさんに敬意を表します。

じつは関口選手、前日計量でのインタビューでは調子が悪そうに見えたんです。暗い表情で「はぁ」とか「ええ」とか答えるだけで、パラエストラ札幌の俵谷代表から「プロなんだから、しゃんとしろ!」みたいな事を言われてました。

対照的に、対戦相手は絶好調といった様子でシャドーボクシングを披露し、勝ったあとになにを食べに行くか、という話題で盛り上がっていました。関口不利。そんな空気が漂っていたのです。

しかしフタを開けてみると、あのような怒涛の攻撃です。返り血を浴びながら前に出る関口選手は鬼気迫るものがありました。いま考えると関口選手は、修行僧的に自分を追い込んで調子を上げていくタイプなのかもしれません。

ちなみに、関口選手はリング上ではあまり笑顔を見せない選手です。というか、一度もみたことがない。今回の初勝利でも笑顔はなし。最初はもうすこしファンサービスがあってもよかろうにと思ったものですが、ミスターストイック的な路線で売ったほうが、他選手との差別化もできていいのかもしれませんね。

関係者のあいだでも「道内MMA選手のなかでも屈指のストライカー」と評価も上々。年末には道内出身選手&在住選手での100万円争奪1dayトーナメントが開催される予定です。

もし関口選手が参戦となれば、トーナメントをかきまわすダークホースとなる可能性が十分に考えられます。ここからはじまる”パラエストラ札幌の逆襲・第二章”が楽しみです。

写真提供:BOUT実行委員会
photo & text:山田タカユキ

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山田 タカユキ

山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。愛読書はさいとうたかおの「鬼平犯科帳」。
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