7.1開催・青森GFG | 直前プチ・インタビュー:平賀正孝編

青森発・新MMAイベント「GFG」

7月1日(日)に青森・プラザマリュウ五所川原で開催される新MMAイベント「Global Fightingsports Game(GFG)」。GFGは五所川原市に拠点を置くT-Pleasureの藤田成保代表が中心となって運営。北海道で豊富な大会実績のあるBOUT実行委員会が協力し、統一ルール・ケージ採用で11試合が行われる。

メインイベントでは青森でスカーフィストジムを主宰する小蒼卓也が、UFC参戦経験もある清水俊一と対戦。セミでは同じくスカーフィスト所属のプロシューター・梶川卓が、DEEP・ZST等に参戦している児玉勇也と対戦する。

道内勢からは後藤丈治(P’s LAB札幌)、山本辰弥(ノースキングスジム)、平賀正孝(TEAM URESPA)の3選手が参戦。当サイトでは、この3選手に試合への意気込みを聞くプチ・インタビューを企画した。まずは第一弾として平賀正孝編をお届けする。

▲5月のパンクラス札幌大会ではセミに登場。藤田成保に惜敗した平賀

vs藤田成保戦でみえた課題とは

5月のパンクラス札幌大会ではセミで藤田成保選手と惜敗。振り返ってみていかがですか?

タックルに合わせようと狙いすぎてしまいました。全体的に動きが硬くなってしまいましたね。

タックルに膝蹴りを合わせる感じ?

ええ。藤田選手の過去映像を見ると、上に打撃ふってタックルにくる感じだったんで、それやってくれたらメッチャ助かるなって思ってたんです。でも藤田さんも僕のアップとか観察してて、それを読んでいたみたいですね。

フィジカルのほうは効果が現れていますね。

フィジカルは相当鍛えて来ましたので倒されない、倒されてもすぐに立てるといったところは良かったんです。でもその後が続かないんですよね。押し付けてからの展開が作れませんでした。練習ではうまい事いくんですが、相手が巧者となると全然違ってくる。そこが浮き彫りになったのは収穫だったと思っています。

次戦への課題が明確になっていると、パッパと動けるからいいですよね。

はい。なので試合翌日にはP’s LAB札幌さんやパラエストラ札幌さんに、出稽古に行かせていただけるようにコンタクトを取ってもらって課題克服にむけて動いています。

▲2017年にはパンクラスのストロー級ランカー・早坂優瑠と対戦

出稽古で自らを見つめなおす日々

出稽古では学ぶ点は多いですか?

ありますあります。自分達には普通のことでも、じつは全然レベルの低いことだったんだなって事に気づかされるっていうか。俺ら全然わかってねえじゃん、みたいな。特別なテクニックじゃなくて、ホントに基礎の部分から学ばなくてはいけないことがたくさんあります。

ウレシパの練習では出来ていた事が、他では通用しない?

井の中の蛙ですよね。出稽古にはそういった部分をクリアにしたいという目的もあったんです。自分がどれだけ出来ていないかってことをさらけ出さないと。

現状はぶっつけ本番で、試合で学ぶって感じですからね。

そうなんです。試合で学ぶより、練習で学んでおきたい。現役ランカー(vs早坂優瑠)とやらせてもらったり、元チャンピオン(vs加藤洋介)とやらせてもらったり、良質なチャンスを作っていただいているのにモノにできていないのが歯がゆいんですよ。

▲BOUT-30ではチームドラゴンの元王者・加藤洋介と熱闘を展開した

チームURESPA全体で成長していく

7月1日に開催されるGFGでは魚住良太選手(メビウススポーツアカデミー)との対戦が決まっています。どのような印象をもっていますか?

正面から来ないというかクレバーな選手ですよね。勝ちに徹するというか、勝てる材料は全部使ってくるみたいな印象です。キャリアのある選手なので胸を借りるつもりでガンガンいきたいですね。

対策は練れていますか?

幸い、試合映像はたくさん入手できるので、弱点を洗い出している最中です。この場では秘密ですが、ここが弱いんじゃないかなっていう点はあたりをつけていますよ。

今回のGFG、平賀選手のなかではどのような位置づけですか?

成長するためのものです。いただいた貴重なチャンスで最大限成長したいと思っていて、それは平賀正孝個人の成長はもちろん、経験をチームに持ち帰ってチームURESPA全体で成長していくという意味でもあります。

わかりました。ベストファイトを期待しております。

ありがとうございます。応援よろしくお願いいたします!

【HALEO】ハレオ イグナイト IGNITE 180カプセル

決定済み対戦カード

▼メインイベント バンタム級 5分2R・EXR3分1R
小倉卓也(スカーフィスト)
清水俊一(宇留野道場)

▼セミファイナル フライ級5分2R・EXR3分1R
梶川 卓(スカーフィスト)
児玉勇也(トイカツ道場とらの子レスリングクラブ)

▼第8試合(株)山田板金工業presents バンタム級 5分2R・EXR3分1R
佐々木郁矢(T-Pleasure/第4代GRACHANバンタム級チャンピオン)
後藤丈治(P’s LAB札幌)

▼キックボクシングエキシビジョン 2分2R
一戸総太(クレインムエタイスポーツジム/元WPMFスーパーライトバンタム級チャンピオン※青森県鶴田町出身)
山川賢誠(RISEバンタム級4位)

▼第7試合 フライ級 5分2R・EXR3分1R
大里洋志(スカーフィスト)
田丸慶輔(宇留野道場)

▼第6試合 フライ級 5分2R・EXR3分1R
山本辰弥(ノースキングスジム)
黒石大資(スカーフィスト)

▼第5試合 バンタム級 5分2R・EXR3分1R
ライダーHIRO(宇留野道場)
吉原 零(ブレイブハート)

▼第4試合 フライ級 5分2R・EXR3分1R
魚住良太(メビウススポーツアカデミー)
平賀正孝(TEAM URESPA)

▼第3試合 バンタム級 5分2R・EXR3分1R
工藤修久(禅道会小金井道場※青森県五所川原市出身)
辻村秀綱(スカーフィスト)

▼第2試合 フライ級 5分2R・EXR3分1R
澤田 良(T-Pleasure)
池田一歩(ブレイブハート)

▼第1試合 フェザー級 5分2R・EXR3分1R
大村 朗(TEAM BADASS13)
武田光信(GUILTY)

大会概要

大会名:Global Fightingsports Game

WEBサイト:https://gfg-tp.jimdofree.com/

日時:2018年7月1日(日) 開場13:00 試合開始13:30

会場:プラザマリュウ五所川原

主催:GFG実行委員会

TEL: 090-2606-5207(藤田)

協力:BOUT実行委員会

チケット情報

▼チケット料金

VIP席18,000円(打ち上げ飲食代込み)

RS席 10,000円

S席 8,000円

A席 6,000円

B席 5,000円

自由席 4,000円

※当日購入は500円増し

▼チケット販売所

・チケットぴあ
0570-02-9999
Pコード839-484

・出場選手所属道場

写真提供:GFG実行委員会
photo & text:山田タカユキ

The following two tabs change content below.

山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。