中国で”白狼”ブーム到来か?5.19 武林風 in 宜春

中国で山川株が高騰。武林風参戦へ

BOUTの白狼・山川賢誠が4月21日に中国で行われたビックイベント「EM Legend」に参戦したのは、すでにお伝えしたとおりだ

このイベントで山川は、中国の60kg王者・ヂュー・シューと対戦し惜敗。しかし、王者を相手にダウンを奪い合う大接戦を演じた山川に、早くも別団体からオファーが届いている。その名を「武林風」。

武林風は世界各国からトップファイターたちを招き行われる、歴史と人気を兼ねそろえたビックイベントだ。日本からはKrushで活躍する朝久裕貴・泰央兄弟が参戦し地元ファンの心を掴んでいる。

その他、アルバート・クラウスやガオグライ・ゲーンノラシンなど、日本でもお馴染みのビックネームも参戦。生中継ともなれば、中国全土で約1,000万人が視聴する人気イベントだという。

謎の戦士・彭冬。勝機はあるか?

今回、山川が参戦するのは5月19日に中国は江西省宜春市で開催される「WLF武林風世界拳王争覇戦in宜春」。60Kg契約3分3ラウンドで、彭冬という中国人ファイターと対戦する。

彭冬は現在28歳。プロフィールを見ると、バックボーンには聞いたことの無い中国拳法の流派が書いてあった。キャリアは幼少の頃から始まっており、その実力は未知数だ。

大会ポスターではメインイベント、セミファイナルにつぐメインカードに収まっているので、それなりの実力者なのかもしれない。また、こちらの記事では参加選手の詳細が中国語で記載されている。試しにブラウザの翻訳機能で翻訳してみたが、その内容は意味不明であった。

決戦は5月19日。残念ながらネットでの視聴環境は用意されていない。はたして中国に”白狼ブーム”が訪れるのか?吉報を待とう。

イベント概要

名称:WLF武林風世界拳王争覇戦in宜春

日時:2018年5月19日(土)

場所:江西省宜春市

会場:宜春体育中心体育館(約4,000人収容)

協力:CFP(チャイニーズ・ファイティング・プロモーション)

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山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。