山川にビッグチャンス。勝機は?
山川賢誠(札幌道場)にビックチャンス到来。2017年7月17日に東京・後楽園ホールで行われる「RISE-117」において、数々のメジャータイトルを手中に収めている宮元啓介(橋本道場)との対戦が決定した。
宮元はWPMF世界スーパーバンタム級・WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級等々のビッグタイトルを保持しており、山川にとっては負けて元々、勝てば大儲けという素晴らしすぎるマッチメイク。
山川が勝利すれば出世試合ということになるわけだが、はたして勝機はあるのだろうか?当サイトは以下の点を根拠に、山川が勝利する可能性は十分にあるとみる。
第一に、宮元がサウスポーの選手を苦手としている点だ。噛み合う選手とはハイレベルな試合を演じる宮元だが、相手がサウスポーとなると途端に精彩を欠くのである。先の那須川天心戦は特殊な例としても、小笠原瑛作戦などでは明らかに自身のカラーを出し切れず敗北している。
カギは策士・小堀祐氏の秘策か
第二に、宮元が空手出身のキックボクサーだという点。そして山川を指導するのは、士道館札幌道場の策士・小堀祐師範であるという点だ。
小堀氏が3月に行われたBOUT-26で、デビュー2戦目のルーキー・後藤丈治を指導し、道内軽量級最強の称号を持つ出口智也(RISEバンタム級6位)から金星を奪ったことは記憶に新しい。
出口の所属する忠和會は、空手をベースとした技術体系を持っているが、空手出身のキックボクサーを攻略することは小堀氏の十八番なのはあまり知られていない。ましてや同じ士道館空手を修めているとあっては、「待ってました」とばかりに秘策を授けている可能性が高い。
第三に、実績では宮元が上をいっているが、実力を出し切れる環境は山川にあるという点。この世界はなんといっても”勢い”がモノをいう。5月28日RISE WESTで格上の有松朝を下し波に乗る山川と、落ち目の宮元。このようなシチュエーションでは実績の差などカンタンにひっくり返ることは歴史が証明している。
さらに山川は、6月11日に札幌で行われる「BOUT-27」において、神童・那須川天心とのエキシビジョンを経て、一回り成長しての東京殴り込みだ。フィジカル面での不安材料をカバーすれば十分に勝機はあるとみる。運命の決戦は7月17日だ。
【RISE 118 決定済み対戦カード】
▼SuperFight! -60kg契約 3分3R延長1R
野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級王者)
琢 磨(東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級王者)
▼スーパーフェザー級(-60kg)次期挑戦者決定戦 3分3R無制限延長R
裕 樹(ANCHOR GYM/RISE三階級王者)
チャンヒョン・リー(仁川ムビジム/同級1位、WKN-64.4kg級インターナショナル王
者)
▼ライト級(-63kg)次期挑戦者決定戦 3分3R無制限延長R
麻原将平(パウンドフォーパウンド/同級1位、HOOST CUP日本スーパーライト級王
者)
直 樹(BRING IT ONパラエストラ葛西/同級3位、2015年RISING ROOKIES CUPスー
パーフェザー級優勝)
▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
村越優汰(湘南格闘クラブ/バンタム級1位、前RISEバンタム級王者)
工藤政英(新宿レフティージム/同級位、前REBELS 55kg級王者)
▼フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
宮崎就斗(TARGET/バンタム級3位)
佐野貴信(創心會/同級5位)
▼スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
皇 貴(インスパイヤードモーション/同級8位、2015年RISING ROOKIES CUPフェザー
級優勝)
SEIDO(Team ORCA/ライト級12位)
▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
村山智耶(HAYATO GYM/フェザー級8位、2016年RISING ROOKIES CUPフェザー級優
勝)
佐藤 駿(PHOENIX/2015年KAMINARIMON全日本大会-55㎏級優勝)
▼バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
宮元啓介(橋本道場/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王
者)
山川賢誠(札幌道場/バンタム級8位)
▼DoA ROOKIES LEAGUE(-57kg)3分3R
泰良拓也(パウンドフォーパウンド/勝点0)
KEN・FLYSKYGYM(FLYSKYGYM/勝点3)
▼DoA ROOKIES LEAGUE(-57kg)3分3R
川手裕貴(建武館/JAPAN CUP 2015 -60㎏級優勝、第243回新空手道東京大会K-2トー
ナメント軽量級優勝/勝点0)
澤谷大樹(HAWK GYM/JAPAN CUP 2016 -60㎏級優勝、第252回新空手道東京大会K-2
トーナメント軽量級優勝/勝点2)
▼ライト級(-63kg)3分3R延長1R
一 輝(OGUNI-GYM/同級2位、元NJKFライト級王者)
北井智大(チームドラゴン/同級9位)
≪参戦予定選手≫
森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラ葛西/フェザー級3位)
金子 梓(新宿レフティージム)
【イベント概要】
【名 称】RISE 117(ライズ ハンドレッドエイティーン)
【主 催】RISEクリエーション株式会社
【認 定】RISEコミッション
【協 賛】スリーエー・ライフ株式会社、フィットネスショップ、共栄セキュリ
ティーサービス株式会社
【衣 装】73R、INSPIRIT
【放 送】スカイA
【日 時】2017年7月17日(祝月) 開場17時/本戦開始18時 ※本戦開始前にオープニ
ングファイトを予定
【会 場】後楽園ホール(東京都文京区後楽1-3-61 後楽園ホールビル5F)
【料 金】
・SRS席 12,000円(1、2列目)
・RS席 8,000円(3列目~)
・S席 6,000円
・A席 4,500円
・小中学生スタンディング ¥1,500-(当日のみ)
※当日券は各500円アップ/未就学児は保護者膝上に限り無料
【販 売】
・チケットぴあ TEL:0570-02-9999 http://pia.jp/t/
(ぴあカウンター、サークルK、サンクス、セブンイレブン各店)
・ローソンチケット TEL:0570-084-003 http://l-tike.com/
(ローソン店頭ロッピーにて)
・イープラス=http://eplus.jp/battle/
(携帯&パソコン同じアドレス)
(ファミリーマート各店)
・後楽園ホール 03-5800-9999
・RISEクリエーション 03-5319-1860
・RISEオフィシャルショップ https://rise2003.stores.jp/
【ほ か】
・問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860
・ホームページ www.rise-rc.com
・Facebook www.facebook.com/rise2003
・Twitter @RISE_2003
・Instagram www.instagram.com/rise_2003official
山田 タカユキ
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