彼女が愛するGRAキック | GRABS・バンビちゃん

KAMINARIMON札幌大会では圧倒的なパワーを見せつけて勝利したバンビちゃん。ファイターズ・インタビュー第44回は、大会ダイジェストでは背中しか写らなかった話題のニューヒロインを直撃。気になる素顔と意外な過去とは・・・・?

▲笑顔で取材に応じるバンビちゃん。天真爛漫な性格が人気の秘密。

ニューヒロインは、なんとスポーツ歴なし

まずはキックボクシングとの出会いをお聞かせください。

仕事で東京に赴任していた時期があって、そのときに。はじめての転勤で友達はいないし、仕事のストレスは溜まるしで、なにか吐き出すものを求めていたんでしょうね。そんなときに家の近くでキックボクシングのジムを見つけたので、フィットネス感覚ではじめました。

普通にOLとかやっていたんですか?

エンジニアをやっていました。パソコンを何台も設置するような大きな病院の、電話・インターネット回線の維持や保守をしたりするんです。

エンジニア?では、専門の学校を出ているんですね。以前からそういった分野に興味があったんですか?

いえ、たまたまそういった学校だったんです。高校と専門学校が一緒になったような5年制の学校でしたね。自分では特になにがしたいというのは無かったんですけど。

東京では何戦したんですか?

いえ、試合はまったく。ほんとにレディース会員っていうか、フィットネスでやっていましたから。GRABSに入会した当初もフィットネスでやっていたんですよ。普通にキューティーさんのGRAキックに出てました。

▲綺麗なミドルキックを放つバンビちゃん。もちろん世界チャンプ直伝。

幽霊部員、GRAキックにハマる

そうだったんですね。KAMINARIMON札幌大会での試合をみて、てっきり試合経験者だと思っていました。

いえいえ、初めての試合だったんですよ。いままで格闘技はもちろん、これといったスポーツ歴はないんです。学生時代にテニス部にいたことがあるんですが、幽霊部員でしたから(笑)。

幽霊部員ですか(笑)。では、そこから選手志望となったきっかけとは?

帰郷してから、仕事を辞めて看護師になるための学校に通うようになったんです。就職していた時よりも時間ができたので、その分をGRAキックに費やしていたら、どんどん面白くなってハマッちゃいまして。そうこうしてるうちにGRAキックで指導のサポートをさせていただけるようになったのがきっかけですね。

最初はGRAキックのインストラクターから入ったんですね。

そうなんです。でも、トレーナーが下手くそじゃ示しがつかないじゃないですか。だから必死に勉強と練習を繰り返してるときに、「試合に出てみたら?」っていう話が出てきた感じですね。

▲破壊力抜群の連打が持ち味。画像からもパワーが伝わってくる

不安と緊張。じつは震えていた?

試合を経験しての率直な感想を聞かせてください。

緊張と不安がスゴかったです。とにかくパワーとスタミナには自信があったので、それを活かして手数だけは出そうと、トレーナーの方と作戦を立てていました。作戦が当たってホッとしています。

圧倒的なパワーでしたが、あのパワーはトレーニングで培ったものですか?それとも、元から備わっていたものですか?

もともとあったんだと思います。カラダが大きかったので、球技とか他のスポーツをやってもパワータイプでした。ただ、キックボクシングでは特にパワーが発揮できた感じがしています。

普通、パワーのある選手って一発に頼るところがあるじゃないですか。でもバンビちゃんの場合、ずっと連打が続きます。なにか練習法に特長があるのでしょうか?

トレーナーの方が、連打を少しでも多く打てるようにメニューを作ってくれたのが大きいですね。厳しいミット打ちに耐え抜くために、ランニングや筋トレなどの基礎体力づくりにも重点を置きましたから、精神的な部分でも鍛えられました。

▲ミット打ちになると、代名詞である笑顔が消える。真剣な眼差し

バンビはプロも目指せる器(会長:談)

あと、トレーナーの方が「バンビの良いところは気持ちの強さ」って仰ってました。

ありがとうございます。でも白状しますと、学校の試験勉強が重なってしまい、集中して練習できたのは実質2週間くらいしかなかったんですよ。ケガも直りきっていなかったので、作戦通りに動けるかは最後まで不安でした。

ちょっと脱線しますが、バンビという名前の由来はなんなんですか?

TOMONORI会長が濁音がつく名前が耳に残るからってことで。濁音がつけばなんでもよかったのかも知れませんが(笑)。

TOMONORI会長は「ゆくゆくはプロも目指せる器」と仰っていましたが。

ありがとうございます。でも今はまだ経験不足ですから、9月のプロテストまでに試合を重ねて自信をつけておきたいです。来年に入っちゃうと国家試験が始まって忙しくなるので、今のうちに経験を積んでプロテストに挑戦してみたいですね。

女子クラスには一層の盛り上がりを期待したいですね。ところで、GRABSといえばキックボクシングの理論を応用したフィットネス「GRAキック」が人気急上昇しています。

そうですね。最近では見学の方や体験入門の方が大勢見えてます。

▲人気のコース・GRAキック。マイクを装着して会員さんをリードする

GRAキックを通じてポジティブな自分に出会う

ご自身がトレーナーとしてリードする立場に立ってみていかがですか?

教えるといってもカラダを動かしながらのことなので、会員さんの体力に合わせてリズムに強弱をつけたり、ピークをどこにもっていくかとか考えないといけません。そういったところが難しいですね。

昔、アルバイトで家庭教師をやっていたんですが、そういった理論的に教える指導とは違って、クラス全体の盛り上がりを考えての段取りとか、私自身、学ばせていただくことが多いですよ。

GRAキックを通じて会員さんに伝えたいものとはなんですか?

私もそうだったんですが、自分自身がポジティブ思考に変わっていくのを体感してほしいです。

ポジティブ思考に変わった?バンビちゃんはネガティブ思考の女の子だったんですか?

キックボクシングを始めるまでは、私生活でもすっごくネガティブでした。超ネガティブ(笑)。

▲かけ声をかけて会員さんをリード。体力に合わせてリズムを変化させる

体型が変わる、思考が変わる、人生が変わる

明るくて天真爛漫なイメージのバンビちゃんだけに、そんな過去があったとは意外です。具体的にどういったところがネガティブだったんでしょう?

私、キックボクシングを始める前は太ってたんですよ。友達がヒソヒソ話しているのを見ると、「私のことを笑ってるんじゃないか、悪口を言ってるんじゃないか」ってすぐにマイナスに考えちゃうタイプだったんです。

だから、普通に友達付き合いはしてるんですけど、どこか心を開けていない自分がいたっていうか・・・・。とにかく自分に自信が持てなくて不安。「この道に進むべきだ」って判断を自分で下せなかったんです。

なるほど。それがキックボクシングとの出会いによってポジティブ思考に変わっていったと。

体型がスリムに変わっていくじゃないですか。そうすると当然、着る服とかも変わっていくんですよね。単純なことなんですけど、こういったことが自分に自信を持つことに繋がっていくと思うんです。

どこかの名言集に「体型が変わる、思考が変わる、人生が変わる」と書いてましたが、まさにそれですね。

▲肥満だった過去を吐露するバンビちゃん。GRAキックで変わったという

GRAキック会員増殖の秘密は「楽しい仲間」

キックボクシングでの試合出場もそうなんですけど、私生活でいえば仕事をスパッと辞めて学生に戻っちゃったり、進むべき道を自分で決めている私がいるんですよ。

自信がなくて、常に「これでいいのかな?」って漠然とした不安をもっていた自分が、物事に積極的にチャレンジできるようになっていることに気づく瞬間があるんです。

もしも私と同じような不安を抱えている方がいたら、ぜひぜひGRAキックで新しい自分に出会ってほしいと思います。

それでは最後に、これからGRAキックを始めようか迷っている方へのおすすめポイントを教えてください。

GRABSの会員さんっていろんな分野の方々が集まってるんですかど、そういった仲間と同じハードルを乗り越えていく一体感みたいなところですかね、うまく言えませんけど(笑)。「夏までに何キロやせよう!」みたいな目標をみんなで共有して、同じゴールを目指して頑張ってるじゃないですか。

自分に自信が持てなくて、友達にも完全に心を開ききれていない自分がいたっていうのは、先ほどお話したとおりなんですが、GRAキックで一緒に苦しいハードルを乗り越えた仲間ってそれが無いんですよ。

心の部分でしっかりと一体感があるっていうか。たまに一緒に野球を観に行ったり、ご飯を食べに行ったりしても、昔のそれとは比べものにならないくらい楽しいんです。だからGRAキックの一番のおすすめポイントは楽しい仲間が増えていくことです!

いいお話を聞かせていただきました。ありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました!

▲楽しい仲間とのひとときが会員増殖の秘密だと語るバンビちゃん

【バンビちゃん プロフィール】本名・嵯峨愛理。北海道苫小牧市出身。キックボクシングとの出会いは転勤先の東京。札幌に戻ってからはGRABSに籍をおき、選手&トレーナーとして活躍中。普段は看護学校へ通う学生でもある。趣味は料理とスープカレー巡り。得意料理は豆腐ハンバーグ。好きな芸能人はエハラマサヒロ。バンビちゃんのfacebookではGRAキックの練習風景を公開中。

ジム・道場データ

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山田 タカユキ

山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。愛読書はさいとうたかおの「鬼平犯科帳」。
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