6月11日 ISKA世界戦:直前プチ・インタビュー | GRABS・TOMONORIさん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本が世界に誇るタイトル・ホルダー、TOMONORIと、英国のムエタイ・エリート、エヴァン”ザ・エスター”ジェイズが激突するISKA世界ムエタイフライ級王座決定戦の開催まで残すところ一週間となった。

同級4位のエヴァン・ジェイズはタイ在住の経歴もあり、英国ではもっとも旬な若手ホープ。組み膝・肘打ちありのムエタイルールで行われる試合だけに、両者ともに本領を発揮する至高のテクニック合戦に期待したい。

ファイターズ・インタビュー第39回は、東京での調整から戻ったTOMONORIを札幌での本拠地・GRABSに訪ね、直前の心境を聞いた。その模様をお伝えする。

本拠地・GRABSには獲得したベルトの一部が飾られている。

8本目のベルト。初戴冠のISKA

ISKAの世界戦がいよいよ迫ってきました。会長にとっては8本目のベルトになるわけですが、それぞれのベルトで思い入れも違うものですか?

そうですね、前回のWBCのベルトは前から欲しかったベルトなんで感慨深いですね。でも、ISKAのベルトもカッコいいし、まだ獲得したことがない団体なんで楽しみですよ。

世界戦へ向けての調整具合はいかがですか?・・・・といっても初めての世界戦じゃあるまいし、野暮な質問だとは思うんですが(笑)。

まぁ、そうですね。世界戦といっても普通にやってるだけですね(笑)

特に意識したポイントってありますか?

スパーを少なめにして、感覚的なマスを多めにやってきました。ガチガチのスパーリングは少なくして、感覚とタイミング重視ですね。

東京での確認作業も上々

先日まで東京のほうで現役の日本チャンプであるMOMOTARO選手、能登選手などと調整されてましたね。

いい刺激になりました。勢いのある若い選手と一緒にやって普通に動けたんで、まぁ、一安心といったところです。

ベテランの会長といえども、札幌だけでの調整では厳しい部分がありますか?

ありますね。いま言ったように勢いのある選手との確認作業がひとつ。それから僕のカラダのメンテナンスをしてもらってる治療院が東京にあるんで、そこでの確認作業も欠かせません。

対戦相手・エヴァン・ジェイズ(右)の経歴は謎のままだ

対戦相手・エヴァン・ジェイズ選手ですが、どのような印象をお持ちですか?

まぁ、ムエタイができる選手なんで、普通に噛み合いますよね。タイで住み込みでやってるって聞いていますが。

映像を見た限りでは”恐さ”というのは感じないですね。

うん。あとは組んだときの体幹の強さとか、そういったものでしょうね。

3月に発表された時点ではポール・ダ・シルヴァとの対戦が決まっていましたが、直前で変更となりました。

残念といえば残念ですね。やっぱりシルヴァとやるのがベストだったと思っていますので。それでも、個人的にFacebookで繋がっているので、お互いにメッセージのやり取りはしたんですよ。

すべてを出し切る。それだけ

やはり、日程的なものが厳しかったんでしょうか。

彼も子供が生まれたり、ジムの経営なんかもあってで忙しいみたいでしたが、「次は必ずやろう。それまでベルトを守って見せるから」って言ってくれました。

今回の試合で勝ったらシルヴァとの再戦を望むファンも多いと思いますが、そういったファンの感情というのはプレッシャーになりますか?

そういったものはないですね。出し切ったらいつでも終われる覚悟ができていますので。

精神的なものも技術的なものも全部出し切って、自分自身、納得できるファイトをしたいというわけですね。

はい。昔だったらあの団体のベルトが欲しいとか、あそこのジムの誰々と試合がしたいとか、そういった感情があったんですけどね。いまでは対戦相手の映像を見てても、「俺だったらこう戦う」っていう見方だったものが、「この選手はここを直せばもっと良くなるのに」っていう見方に変わってきてるんです。

調整の合間にもジム生への指導をかかさないTOMONORI

選手目線ではなくトレーナー目線で見てしまうと。

そうです。だから「このベルトが欲しい、この選手とやりたい」といったものは無いんです。自分のすべてを出し切る姿を見てほしい。

今回のセコンドはタイ人トレーナーのボー氏が務めます。ルールもムエタイルールで、昨年7月のWBC戦とまったく同じ。具体的なプランは出来上がっていますか?

ボーは、「おそらく相手は組んでくるだろう」って言ってますけどね。それを鵜呑みにせず、いつもどおり削って削って最後は仕留めたいです。プラン的には勝負をかけるラウンドも決まっています。楽しみにしていてください。

わかりました。それでは世界戦当日を楽しみにしています。本日はありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございました。

【6月11日開催BOUT-27:対戦カード】

ISKA世界ムエタイフライ級王座決定戦の観戦チケットはほぼ完売。チケットぴあに若干枚数が残っているかもしれません。最速ネット購入はこちら>>

▼ISKAムエタイ世界フライ級王座決定戦3分5R
・TOMONORI(WBCムエタイインターナショナルフライ級王者、WBCムエタイ日本統一フライ級王者、WMCインターコンチネンタル・スーパーフライ級王者、UKF世界バンタム級王者/OGUNIGYM※札幌在住)
・エヴァン”ザ・エスター”ジェイズ(Team Tieu/イギリス)

▼スーパーエキシビジョンマッチ2分2ラウンド
・那須川天心(RISEバンタム級チャンピオン・TARGET) .
・山川賢誠(RISEバンタム級8位・札幌道場)

▼RISE公式戦バンタム級3分3ラウンドEXR1ラウンド
・出口智也(RISEバンタム級6位・忠和會)
・津田鉄平(RISEバンタム級10位・新宿レフティージム)

▼RISE公式戦ライト級3分3ラウンドEXR1ラウンド
・AKINORI(RISEライト級7位・蹴空ジム)
・緒方惇(チーム緒方)

▼BOUTkickboxingルール65kg契約3分3ラウンド(肘有)
・パッカシット・ウィラサクレック(WSR札幌)
・久保雅哉 (PHONEX)

▼RISE公式戦54kg契約3分3ラウンド
・拓也(RISHING ROOKIESCUP2016バンタム級優勝・蹴空ジム)
・亜月(秀晃道場)

▼BOUTkickboxingルール59kg契約3分3ラウンド
・熊谷麻理奈( 全日本ボクシング選手権2012準優勝・WSR札幌)
・未奈(秀晃道場)

▼RISE公式戦ライト級3分3ラウンド
・北濱精悦(極真空手2008年世界大会優勝 ・TARGETSIBUYA※小樽出身)
・秀樹(新宿レフティージム)

▼RISE公式戦スーパーライト級3分3ラウンド
・能登大地(蹴空ジム)
・前田将貴(RIKIX)

▼BOUTkickboxingルール72kg契約3分3ラウンド
・長谷川豊(KFGURAWA※札幌出身)
・白岩昭人(Grabs)

▼BOUTkickboxingルール52.5kg契約3分3ラウンド
・山田忠洋(WSR札幌)
・下野魁人(新宿レフティージム)

▼RISE公式戦54.5kg契約3分3ラウンド
・加藤有吾(RIKIX)
・末永愛土(蹴空ジム)

【ノースエリア格闘技イベント BOUT-27: 開催概要】

▼日時:2017年6月11日(日)15時開場16時試合開始
▼主催:BOUT実行委員会 TEL011-562-3291 http://bout.jp/
▼場所:ホテルエミシア3Fパレスホール
(地下鉄新さっぽろ駅9番出口より徒歩1分JR新札幌駅徒歩3分)
▼チケット料金 VIP20000 SRS12000 RS8000 A6000 ※当日1000円UP
▼チケット販売所チケットぴあ:0570-02-9999
(セブンイレブン・サンクス店頭 Pコード:835-377)
・ローソンチケット:0570-084-001Lコード12552
・Grabs:011-731-3232
・蹴空ジム:011-792-0821
・WSR札幌:011-231-5900
・BOUT実行委員会:011-562-3291
・他、出場選手所属ジム

写真提供:BOUT実行委員会
photo & text:山田タカユキ

The following two tabs change content below.
山田 タカユキ

山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。愛読書はさいとうたかおの「鬼平犯科帳」。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

error: IPアドレスを記録しました。