試合会場で裸になるのが、恥ずかしかったですね(笑)。 | grabs・藤田竜太郎さん

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インタビュー第18回~20回は、キックボクシングの主要団体NJKFのプロテストに見事に合格した、Grabs三銃士の喜びの声をプチ・インタビュー3本立てでお届けしています。トップバッターはgrabsでトレーナーを務める藤田竜太郎さん。

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テスト会場で裸になるのが嫌でした(笑)

――プロテスト合格、おめでとうございます。

ありがとうございます。

――今回はどういった経緯でテストを受ける運びになったのですか?

ジムの仲間で話をしている中で、「トレーナー陣が全員プロライセンスを持ってるジムってないよね」っていう話がでたのが始まりですね。会員さん対しても、主要団体のライセンス持っていれば説得力が違ってきますからね。”あの人、何者ですか?”っていう話になっちゃ困りますから(笑)。

――別人のようにお痩せになってますが、プロテストのための練習でそうなったのですか?

はい。現役で戦っていた頃から数えると10年近く経ってまして、普通に中年太りの身体になっていたんですね(笑)。でもね、僕の身長からすると、適性階級はフェザーなんですよ。さすがにそこまで体重落とすのは無理だろうってことで、今回はウェルターにしました。

――テスト会場の雰囲気はいかがでしたか?

当然ながら他の選手は現役なんです。普段から厳しい練習に耐えて、引き締まった身体をしているわけですよ。でも、僕は10年ぶりに動いて、とりあえず水分だけ抜いて体重落としましたっていう身体なわけでしょう?僕だけなんだかポッチャリしてるわけです。そのなかで裸になるのは恥ずかしかったですね(笑)。

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自分に負けない選手でいてほしい

――格闘技歴をお聞かせください。

もともとボクサーだったんですよ。豊平区にジムがあったんですが、同期にプロのランカーなんかもいましてね、いい練習になりました。それから、空手の正道会館にも通ってましたね。当時の札幌支部は土屋支部長の時代でしたから厳しかったですよ。レガースなんか着けさせてもらえなかったし(笑)。

ちょうどその頃ですね、TOMONORI会長と知り合ったのは。他にはシルバーウルフの大宮司進(初代M-1スーパーフェザー級王者)とかね。みんな同期だったから、よくつるんでましたよ。僕は大学卒業を期に身体を動かすのは辞めてしまったんですが、会長と大宮司は東京に行って有名になったから嬉しかったです。

――TOMONORI会長が札幌でジムをオープンするにあたり、お誘いがかかったわけですね。

いえ、最初は入会金と月謝を払って、一会員として入会したんです。健康のために身体を作り直そうと思いまして。いばらく経ってからですね、”トレーナーやってみないか”というお話をいただいたのは。その延長でプロライセンスの話が出てきたというわけです。

――本職がヴィンテージストアのオーナーというトレーナーも異色ですね。どういったコンセプトのお店なんですか?

アメリカ古着のお店ってことで始めたんですけどね。最近はアメリカに行っても良質の古着が手に入らない時代だから、新品も含めて扱ってます。っていうか、僕のことなんていいですから、他の若手選手の話を聞いてやってくださいよ(笑)。

――いいじゃありませんか(笑)。では、指導する際に気をつけていることがあれば教えてください。

基本的にウソを教えちゃいけないっていうことは、強く意識しています。僕も空手の世界にいましたから判るんですが、一昔前だと、それほど強くない人間が黒帯巻いて”先生”を名乗れましたよね。

そういう先生に教わった選手は、現在のような公式の競技会などに出場すると恥をかいてしまうんです。自分が教えた選手にはそうなってほしくない。正しい技術と、正しい練習方法を教えるということは、とても大事なことだと思いますね。

――選手に対して、どのようなことを期待しますか?

相手に勝つことも、もちろん大切ですが、それ以上に自分に負けない選手でいてほしいですね。

藤田さんが在籍するGrabs KickBoxing Studioでは会員を随時募集しています。興味のある方はWEBサイトまでお気軽に!

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Photo & Text:山田タカユキ

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山田 タカユキ

山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。愛読書はさいとうたかおの「鬼平犯科帳」。
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