一信会館勢がグローブ空手部門を席捲:第18回チャレンジカラテトーナメント

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第18回チャレンジカラテトーナメント
平成28年7月17日(日)
北海道立体育センター「北海きたえ~る 」メインアリーナ
主催:チャレンジカラテトーナメント実行委員会

開催18回目を迎えたチャレンジカラテトーナメント。通称「チャレカラ」。

チャレカラは異なるルールのフルコンタクト・硬式(防具付)・グローブ(新空手)の各カテゴリーを同一会場で実施する、関東以北最大のカラテトーナメント。今回も多数の参加者&観客で会場は熱気に包まれた。

当サイトが注目したのはグローブ空手部門。超軽量級(55kg未満)から重量級(75kg以上)までの5階級で行われ、札幌の一信会館勢が3階級を制覇、表彰台を席捲した。

優勝メダルを獲得したのは以下の3名。

超軽量級優勝:青木惇人(写真右、一信会館)
中量級優勝:小島大輝(写真中央、一信会館)
中重量級優勝:末廣智明(写真左、チームコンバット)

青木はK-2グランプリで準優勝は果たした、道内アマチュア軽量級のホープ。6月のカミナリモン札幌大会でも特別賞を受賞するなど、参加した大会では必ずメダルを獲得している。

今回は超軽量級にエントリーし、蹴空ジムの北村裕大と決勝を争った末、危なげなく勝利した。
ちなみにカミナリモン札幌大会で青木と対戦し、同じく特別賞を受賞した末永愛士(蹴空ジム)は、軽量級にエントリーし優勝、相変わらずの天才児ぶりを見せている。

中量級を制覇した小島は、他ジムを転々として一信会館に辿りついた経歴の持ち主。
ボクシングの試合でリングシューズを履かずにリングインするなど、天然な一面も持ち合わせるが、試合になると圧倒的な図太さを発揮する一信会館の隠し玉だ。今回は蹴空ジムの好ファイター・山田慎也を下してメダルをさらった。

このように最近まで表彰台を独占していた蹴空ジムの牙城を、一信会館が切り崩している様は、その昔、K&Kボクシングクラブの独占状態を打破した蹴空ジムの躍進劇によく似ている。歴史は繰り返すといったところか。

中重量級を制した末廣智明は、早くからカミナリモン札幌大会などでポテンシャルの高さを見せてはいたが、戦績がパッとしなかった選手。その末廣が今回躍進した理由は、一信会館への出稽古にあるとみる。

週一回のペースで、はるばる小樽から出稽古に訪れている末廣は、”一信会館の頭脳” 梅田和彦トレーナーの指導を受けているのだ。

「梅田塾」の出身者は、今回優勝した青木・小島の両名をはじめとして、トーナメント荒らしとして新空手界でもマークされている梅田将成、RISEの日本ランカー・山川賢誠などなど実力者揃い。

その梅田氏が末廣の非凡な才能をうまく引き出しているとすれば、永らく不在だった重量級ホープ誕生の可能性もありえるだろう。

過去最高といっても過言ではない盛り上がりをみせている道内アマチュアキック界。直近の決戦の場としては9月4日開催のカミナリモン札幌大会といったところか。今後の展開からますます目が離せない。

写真提供:一信会館
text:山田タカユキ

いまの仕事、このまま続けていていいんだろうか・・・・?

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山田 タカユキ

山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。愛読書はさいとうたかおの「鬼平犯科帳」。
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