BOUT-23:出口、山川がランカーKO撃破、道内勢全勝

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


ノースエリア格闘技イベント BOUT23
2016年6月19日(日)札幌市・コンカリーニョ

BOUTの次世代を担う若手5人がリングに集結、RISEの現役ランカーをはじめとした本州からの刺客を迎え撃った注目の格闘技イベント「BOUT-23」は、道内勢が本州勢に全勝し、メインの出口智也とセミの山川賢誠は、共に現役ランカーをKOで撃破したため、全日本のランキング入りを確実なものとした。

また、道内勢vs本州勢5試合のうち4試合はKO決着。BOUTきっての高KO率を誇る人気選手たちのKO競演に、観客は熱狂した。

詳細は映像が届いてからお伝えするとして、ここでは簡単な速報としてお伝えしたい。

▼第1試合:
RISING ROOKIES CUP バンタム級1回戦3分3ラウンド延長1ラウンド
拓也(蹴空ジム)
佐藤 駿(PHOENIX)
勝者:拓也 判定3-0

大会前のリリースでは第5試合ということだったが、第1試合に拓也が登場したということは、イベントの成功を左右する第1試合の盛り上がりを卓也に託したというところか。

その期待に応えるべく、拓也のコンビネーションが冴える。2Rには拓也のスピードと手数に後れを取る佐藤。3Rに2度のダウンを奪った拓也の判定勝ち。トップバッターの大役を見事果たした。

IMG_6563_sIMG_6810_sIMG_6949_sIMG_7051_sIMG_7289_sIMG_7587_s

▼第2試合:
BOUTキックボクシングルール54kg契約3分3ラウンド
がんばれ!ふるかわくん(grabs)
山田 忠幸(ウィラサクレック札幌)
勝者:ふるかわくん 判定3-0

両者は1年前にアマチュアで対戦し、ふるかわくんが勝利している。今回もふるかわくんの楽勝ムードが漂ったが、山田が意地を見せた。絶対に下がらないといった気迫と、思い切りのいいミドルで前半を優位にすすめる。

流血にまで追い込まれたふるかわくんは後半に奮起。なんと飛び前蹴りでダウンを奪う。雪辱ならなかった山田だが、プロとしてなんら恥じるところのない戦いぶりだった。

IMG_7592_sIMG_7750IMG_8236IMG_8380IMG_8383IMG_8651

▼第3試合:
RISING ROOKIES CUP ライト級1回戦3分3ラウンド延長1ラウンド
大地(蹴空ジム)
原 哲夫(T-KIX GYM)
勝者:大地 KO,1R2′04

”ミスター1R” 蹴空ジムの巨人・大地が、またしても1Rで決着をつけた。原はなにもさせてもらえず、大地のアッパーで前のめりに倒れるという壮絶ノックアウトで散った。カメラの設定を間違え、ピンボケ&ハイキーな写真になってしまったのが残念。

IMG_8726IMG_8745IMG_8922_sIMG_8925_sIMG_8929_sIMG_8987_s

▼第4試合:
RISING ROOKIES CUP フェザー級1回戦3分3ラウンド延長1ラウンド
畑中 健太(蹴空ジム)
田中 雄大(Team Free Style)
勝者:畑中 KO,1R1′40

必殺のフック炸裂。畑中の余裕の1Rノックアウト勝利。畑中は、いつ、なんの技で試合を決めるかを自分で決められるほど、心に余裕があったのではないか。蹴空3銃士のなかでは頭ひとつ飛び出ている印象だった。「東京での準決勝が楽しみです」というのは某関係者の談。

この試合の詳細レビューをみる>>

IMG_9286IMG_9228IMG_9288IMG_9292IMG_9301IMG_9365

▼セミファイナル:
RISE公式戦バンタム級3分3ラウンド延長1ラウンド
津田 鉄平(RISEバンタム級6位・新宿レフティージム)
山川 賢誠(札幌道場)
勝者:山川 TKO,延長R2′39

山川のカウンターが冴えた一戦。先にパンチでダウンを奪ったのは津田だったが、狙って打ったものではないだろう。山川はすぐに立ち上がり、それ以降も手数と、正確なヒット数で上回った。ダメージが蓄積した津田は、延長に入ると明らかに失速。蹴りを封印し、パンチで勝負にでる山川は値千金のダウンを奪う。再開後もパンチを喰らう津田は意識朦朧。レフェリーの判断で試合をストップした。

この試合の詳細レビューをみる>>

IMG_0012IMG_0038IMG_9745IMG_0055IMG_0381IMG_1111

▼メインイベント:
RISEランキング戦バンタム級3分3ラウンド延長1ラウンド
沙斗流(RISEバンタム級7位・ラビットカラテ※函館出身)
出口 智也(忠和會)
勝者:出口 KO,1R2′05

ひさびさに出口らしい派手なKO劇を見せてくれた。リズムにのって出入りするステップは調子のいい証拠か。沙斗流は開始早々にパンチを喰らいダウン。ショートの距離でパンチを喰らった経験がないのか「何が起こったんだ?」という表情。立て直す間もなく、出口の飛び膝蹴りをテンプルに被弾しノックアウト。あっという間の出来事だった。

この試合の詳細レビューをみる>>

IMG_1237IMG_1272IMG_1390IMG_1463IMG_1476IMG_1498

セミに先立ってはRISEのスーパーフェザー級王者・野辺広大選手がリング上から挨拶。閉会式は道内勢全勝ということもあり、場内が一つになる盛り上がり。

MVPのマイクパフォーマンスは、当然のように出口が指名された。観客が一向に出口に向かおうとせず、選手とのフォトセッションを楽しむ光景は、今大会の成功をなによりも物語っていた。

IMG_9043IMG_1607IMG_1593IMG_1643IMG_1658IMG_1650IMG_1647IMG_1630

写真提供:BOUT実行委員会
photo & text:山田タカユキ

The following two tabs change content below.
山田 タカユキ

山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。愛読書はさいとうたかおの「鬼平犯科帳」。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

error: IPアドレスを記録しました。