PANCRASE札幌大会事務局は、「世界標準」並びに「ナンバーシリーズにて勝てる選手の育成」を目指すため、かねてからの懸案事項であった「ケージでの大会開催」を決定したと発表した。
5月29日(日)札幌・コンカリーニョで開催されるPANCRASE札幌大会よりケージが導入される。以後の大会も基本的にケージでの開催を進めるという。
また、それに伴い日昼に行わるアマチュア競技会・JMMAF北海道大会は「北海道ケージファイト」と名称を変更し開催。プロ興行と同じくケージを使用した試合となる。
ご承知の通り、世界のMMA界をリードするUFCをはじめ、多くの団体がケージを採用しており、現在ではこれがスタンダードとして認知されている。
実際、リングで戦うMMAとケージで戦うMMAでは、距離感、間合いの詰め方などが異なってくる以上、それらは全くの別競技と捉えるのが正解だ。
日本では全国的に観てもケージで戦える環境というのは、まだまだ少ないのが現状。アマチュア時代からケージでの攻防に慣れておくことは、全国区を目指す選手にとって大きなアドバンテージになるだろう。
なお、北海道ケージファイトでは、プロ志望でない方たちにも出場しやすいルールも用意し、包括的にレベルアップを図っていく方向だ。
北海道ケージファイトの参加要綱、参加申し込み書は下記からダウンロード可能。たくさんのご参加をお待ちしている。
山田 タカユキ
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