11月20日:KAMINARIMON札幌大会・速報レビュー

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道内で最も歴史のあるアマチュア競技会「カミナリモン」。

夜間に行われるプロ格闘技興行「BOUT」に先立って行われる競技会だけに、プロ選手と全く同じ環境で試合を行えるのが最大の魅力だ。

今年最後のカミナリモンとあって、10代~50代までの幅広い選手が参加。GRABS vs 蹴空ジムの激闘を筆頭に、熱闘18試合が組まれた。

今回はチームシャムエボルブ、一信会館、HLC、WSR札幌、打撃格闘術高橋道場などからも参加が多く、バラエティに富んだマッチメイク。

蹴空ジムやGRABSなどの強豪ジムが、負けるか、勝っても数ポイント差まで迫られる試合が散見され、全体的なレベルの底上げ感があった。

大会MVPは星久保将城(蹴空ジム)、ベストファイト賞は北村裕大(蹴空ジム)、ベストスピリット賞は北川 忠(士道館札幌道場)が受賞した。

【2016年11月20日KAMINARIMON札幌大会:各試合結果は以下の通り】
※印は2試合の選手

1

▲第1試合 ジュニアAクラス -35㎏
×大井裕登(GRABS)
○星久保将城(蹴空ジム)※

星久保(青)のボディ打ちを交えた回転の速い連打は大人顔負け。膠着状態になっても体幹の強さで大井を圧倒した。判定勝ち。

2
 
▲第2試合 Cクラス -55㎏
×工藤省剛(チームシャムエボルブ)
○北村裕大(蹴空ジム)※

工藤が中盤までポイントリードする善戦を見せたが、北村(青)が意地の7ポイント先取で勝利。
 
▲第3試合 Cクラス -60㎏
舘山政義(打撃格闘術高橋道場美幌)※
東海林竜太(エスジム豊平)

※舘山選手が体重オーバーで失格のため、試合消滅。

4
 
▲第4試合 Cクラス -70㎏
×高橋直人(HLCジム)※
○萩原利彦(エスジム豊平)

落ち着いた試合運びの荻原(青)が、テクニシャンぶりを見せつけて7ポイント先取。

5
 
▲第5試合 Bクラス -65㎏
×金子 慎(一信会館)
○大澤辰徳(蹴空ジム)※

デビュー戦の金子が、蹴空ジムの”秒殺王”大澤(青)を相手に2Rまで持ち込む大善戦。基礎体力の差で大澤のレフェリーストップ勝ち。

6
 
▲第6試合 ジュニアAクラス -30㎏
×佐藤勇波(GRABS)
○宗万優輝(蹴空ジム)

WBCジュニア選手権で戦っている両者。珍しく感情を顔に出し、気合のミドルで攻める宗万(青)。佐藤は雪辱ならず。

7
 
▲第7試合 ジュニアAクラス -45㎏
×吉仲 悠(GRABS)
○小笠原健吾(蹴空ジム)

突出した圧力で何度もロープに詰めた小笠原(右)。吉仲が悪いというより、小笠原が良すぎたといった印象。

8
 
▲第8試合 Cクラス -60㎏
×小山田 涼(チームシャムエボルブ)
○福井新介(エスジム豊平)

見た感じでは接戦であったのに、ポイント差は5-0。Cクラスルールへの工夫に差が出たか?福井(青)の判定勝ち。

9
 
▲第9試合 Cクラス -65㎏
×諸井竜也(チームシャムエボルブ)
○八重樫淳一(蹴空ジム)

気合満々の表情でリングインした八重樫(青)。接戦だったが、諸井の疲れが出たところを一気に攻めた。判定勝ち。

10
 
▲第10試合 Cクラス -65㎏
×髙瀨義人(一信会館)
○菊池直哉(蹴空ジム)

デビュー戦の高瀬を、カミナリモン常連の菊池(青)が一蹴。「グサリ」と刺さりそうなミドルで攻めた。

11
 
▲第11試合 Cクラス -70㎏
×名古屋智広(エスジム厚別)
○山本琢郎(エスジム豊平)

中量級エース候補として期待される山本(青)が登場。重いミドルで優勢にすすめ判定勝ち。

12
 
▲第12試合 Bクラス -60㎏
×北田裕二(GRABS)
○末永愛士(蹴空ジム)

シュートパンチで追い詰める北田(左)。1Rは北田のラウンド。2Rに末永(右)のフックが火を噴きレフェリーストップ。

13
 
▲第13試合 Bクラス -60㎏
大畑勇人(GRABS)
田嶋優樹(チームシャムエボルブ)

チームシャムエボルブのローキック魔・田嶋(左)が得意のローを軸に、連勝中の大畑に土をつけた。判定勝ち。

14
 
▲第14試合 ジュニアAクラス -35㎏
谷川龍太(WSR札幌)
星久保将城(蹴空ジム)※

前回、蹴空ジムのジュニアチャンプ・宗万を破った谷川。その勢いで、過去にKO負けしている星久保(青)に雪辱したいところだったが、回転についていけず判定負け。

15
 
▲第15試合 Cクラス -55㎏
×北川 忠(士道館札幌道場)
○北村裕大(蹴空ジム)※

ベストスピリット賞を受賞した最年長・北川(左)。北村が相手では無理があったが、北川が断らなかったのだろう。残念ながらポイント先取負け。手を抜かなかった北村にも敬意を表したい。

16
 
▲第16試合 Cクラス -60㎏
○福田尚広(WSR札幌)
×東海林竜太(エスジム豊平)※

キックに非凡の才能を見せた福田(赤)が7ポイント先取で勝利。突然の相手変更の東海林は不運だった。

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▲第17試合 Cクラス -75㎏
○高橋直人(HLCジム)※
×奥 義啓(エスジム豊平)

この日2試合こなした高橋(赤)。1試合目敗北の悔しさをぶつけた。うまく距離を制して判定勝ち。

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▲第18試合 Bクラス -70㎏
○小島大輝(一信会館)
×大澤辰徳(蹴空ジム)※

前回、GRABSのKO男・松井を下している一信会館の”凄ノ王”小島。”秒殺王”大澤を下せば、事実上、この階級を制するといっていいだけに気合が入る。

距離を詰めて下がらせたい大澤だったが、小島が圧力負けせず、ショートの距離でもパンチで有効打をヒットさせた。判定勝ち。

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写真提供:カミナリモン札幌大会事務局
photo & text:山田タカユキ

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山田 タカユキ

山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。愛読書はさいとうたかおの「鬼平犯科帳」。
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コメント

    • HALCALI
    • 2017年 7月 09日

    第15試合、なぜ手を抜かなかったら敬意を表するのですか?全力でやっつけるのは可愛そうな気がしますけど?

  1. 山田 タカユキ
    • 山田 タカユキ
    • 2017年 7月 09日

    自分より弱い相手に対して、ネコがネズミをいたぶるように戦うのは、相手に対して失礼にあたるからです。

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