次はこの男だ。明日決戦!パンクラス大阪大会

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TOMONORIのWBCムエタイ・インター王座獲得で盛り上がっている北海道格闘技界だが、次はこの男に試練の一戦だ。

現在パンクラス札幌大会で活躍する、全日本ストロー級7位・早坂優瑠(CORE QUEST KUSIRO・釧路在住)が、7月31日開催のパンクラス大阪大会のメインイベントで、同級2位の強豪・北方大地(パンクラス大阪稲垣組)と激突する。

早坂は地元釧路で自身のジム「CORE QUEST KUSIRO」を立ち上げてからは環境にも恵まれ、怒涛の4連勝・オール1本勝ちの好成績をあげているグラップラー。

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対する北方は勝ち星はまばらだが、今年3月に元修斗王者・室伏シンヤを破り、ベルトを虎視眈々と狙う。勢いのある両選手が激突する注目の一戦というわけだ。

5月のパンクラス札幌大会で一本勝ちした直後に、今回の対戦を打診されたという早坂。調整期間は短かったが、

「最後のチャンスになるかもしれない」

と即決したという。

対戦相手の北方の印象については

「正直、苦手なタイプ。まさか北方さんとやるとは思わなかった」

と告白した早坂だが、地元企業からのスポンサードをうけて充実した練習環境にあり、今年は”勝負の年”として格上ランカーとの対戦を熱望してきた背景がある。

「メインだし、こんなチャンスはめったにない。すべてをこの一戦にぶつける」

と、北方のベルト獲りの踏み台になるつもりはサラサラないようだ。

フィジカルの強い北方のラフさを捌き、見事、トップ戦線に躍り出るか?

吉報を待とう。

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写真提供:PANCRASE札幌大会事務局
photo・text:山田タカユキ

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山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。