北海道ケージファイト 04:試合結果

北海道ケージファイト04
2017年10月22日(日)札幌市・琴似コンカリーニョ

夜間のパンクラス札幌大会に先立って行われたMMAのアマチュア競技会「北海道ケージファイト04」は、さしずめTEAM URESPA対札幌&本州連合軍といったマッチメイク。東京から来襲したノヴァウニオン・ジャパン勢を、札幌のMMAチーム「TEAM URESPA」が迎え撃つなど、バラエティに富んだ熱戦が繰り広げられた。以下に試合結果をお伝えする。

第一試合 Aクラス-56.7kg

畠山忍(TEAM URESPA)
鈴木清作(P’s LAB札幌)
勝者:畠山

アマ戦績100戦以上を誇る鈴木がカミナリモンに続き、ケージファイトにも参戦。序盤に軽快なステップを披露したが、畠山の三角蹴りの前に悶絶KO負け。突然の幕切れだった。

第二試合 Aクラス-65.8kg

松島義範(TEAM URESPA)
ANG SHIN(ノヴァウニオン・ジャパン)
勝者:ANG SHIN

ハードパンチャー・ANGが二戦目を棄権するほどのフルファイトで魅せた。彼のハンマーパンチは危険の一言。松島も恐れずに打撃に付き合ったが、最後は寝かされてハンマーパンチを被弾しレフェリー・ストップ。

第三試合 Aクラス-70.3kg

木賊陵太郎(TEAM URESPA)
三上幸輔(ジャクソン道場)
勝者:三上

山崎明レフェリーがMVPとして挙げた二選手のうちの一人が三上。バックポジションからのコントロールが冴えた。木賊はセコンドの指示にうまく対応できず、涙を飲んだ。

第四試合 Aクラス-61.2kg

畠山忍(TEAM URESPA)
中場大地(CORE QUEST KUSIRO)
勝者:中場

山崎明レフェリーがMVPとして挙げた二選手のうちの二人目がこの中場。あわや延長かと思われた接戦だったがパンチで押し切った。観戦に訪れたご家族(多分)も大喜びだった。

第五試合 Aクラス-70.3kg

松島義範(TEAM URESPA)
三上幸輔(ジャクソン道場)
勝者:三上

唯一延長戦に突入した大激闘。延長戦で松島がテイクダウンを奪うが、そのあとが続かず。三上が僅差のポイントで逃げ切った。松島の一戦目の相手で東京からの刺客・ANGが、松島に対して必死に声援を送っていた姿が印象的だった。

写真提供:PANCRASE札幌大会事務局
photo&text:山田タカユキ

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山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。