ついに誕生!道内初の女性プロキックボクサーに期待! | BRAVE KICK・MAKIさん

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インタビュー第18回~20回は、キックボクシングの主要団体NJKFのプロテストに見事に合格した、Grabs三銃士の喜びの声をプチ・インタビュー3本立てでお届けしています。第2回は北海道初の女性プロキックボクサー・MAKIさんにお話を伺います。

テスト前日は生涯初の金縛り

プロテスト合格、おめでとうございます。

ありがとうございます。

テストの前日は眠れましたか?

眠れなかったです。眠るどころか、金縛りになっちゃったんですよ。

金縛り!?それって日頃からよくあることなんですか?

ありませんよ、そんなの(笑)。人生で初めての金縛りでしたから、恐くて恐くて眠るどころじゃありませんでした。

実技テストは大変だったそうですね。

はい。テストを受けた女性が私一人だったものですから、すでにプロとして活躍されている女性の方がスパーリングの相手を務めて下さったんです。

でも、審査員の方から、相手が一人だけじゃ力量がわからないという指摘があったので、男性のテスト生ともスパーリングを行うことになったんですが、結構ガチで来られちゃって、不覚にも倒されちゃったんですよ(笑)。

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男性ファイターとガチンコは厳しいですね。

相手の男性は「相手は女性だし、試合じゃないんだからガチで行かないように」みたいな注意を受けてましたね(笑)。

それで相手の動きが固まったので、ここぞとばかりにガンガン前に出て・・・。スムーズにコンビネーションが出たので、自分的には挽回したなと思いました。

合格の通知が届いたときのお気持ちは?

嬉しいというよりも、ホッとしたというのが本音です。Grabsから受験した3名のなかで、私だけ落ちてると思ってましたから。TOMONORI会長の喜んでくれてる顔を見てからでしょうか、嬉しさがこみ上げてきたのは。

師弟そろって「危機一髪!」

キックボクシングを始めたきっかけを教えてください。

息子がGrabsのキッズコースの会員だったんです。息子の練習を見ているうちに、自分もやりたくなったのが始まりですね。

もちろん最初は、ダイエットとストレス解消の目的でやっていたんですが、次第に物足りなくなってきて、夜の一般コースに参加するようになりました。

よくプロを目指そうだなんて考えましたね。

ある時、「なにを目標に頑張ってるの?」って聞かれて返答に困ってたんです。そんな時、会長から「高い目標を持ったほうが上達するよ」って仰っていただいたので、思い切ってプロを目指すことに決めました。

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旦那様は反対しませんでしたか?

いいえ、そういったことは全くありません。回りの人から”奥さん頑張ってるね”って言われるのが恥ずかしいとは言ってましたけど(笑)。

リングネームの”キューティー危機一髪!!”ですが、名前の由来は?

ジムでは、先輩の黒ひげ危機一髪!!さんに専属で教えていただいてる関係で、”危機一髪!!”の名前を踏襲しました。”キューティー”の部分は会長の奥様が考えてくださったんですが、とっても気に入ってます。

今後の抱負をお聞かせください。

プロ・デビュー戦にむけて頑張ります!道内には女子プロはいないので、本州から相手を招くことになりそうですが、必ず勝ちますので応援よろしくお願いします!

MAKIさんは現在、「BRAVE KICK girls kickboxing studio」を立ち上げ、カリスマ・トレーナーとして活躍中です。詳しくは下記のスタジオデータからどうぞ

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ジム・道場データ

  • ジム名称:BRAVE KICK girls kickboxing studio
  • 所在地:北海道札幌市北区麻生町1丁目2-13-2F STUDIO JUST
  • Mail:maki.bravekick@gmail.com
  • WEBサイト:https://bravekick.amebaownd.com/

Photo & Text:山田タカユキ

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山田 タカユキ

1971年生まれ。おもに格闘技イベント「BOUT」に関するレビュー記事や、出場選手へのインタビュー記事を担当。競技経験は空手・キックボクシング、ブラジリアン柔術。